フィリピン、ダバオ・サマール連絡橋を再構築 4車線・日量2.5万台想定
フィリピン投資調整委員会(ICC-CC)は2026年10月22日、ダバオ市とサマール島を結ぶ連絡橋プロジェクトの計画再構築を承認した。
フィリピンのフレデリック・ゴー財務相が共同議長を務める投資調整委員会・内閣委員会(ICC-CC)は2026年10月22日、ミンダナオ地方のダバオ市とサマール島を結ぶ「サマール島・ダバオ市連絡橋(SIDC)プロジェクト」の計画再構築を承認したと発表した。同プロジェクトは政府開発援助(ODA)で資金を賄う既存の事業で、無料通行の橋梁建設を柱とする。承認は10月22日に出され、28日に公表された。今回の決定は、同プロジェクトを巡る一連の見直しの一環で、マルコス大統領が議長を務める経済開発評議会による追加承認を経て初めて実施段階に進む見通し。
橋梁は4車線の設計で、1日あたり2万5000台の通行需要に対応する仕様とされている。通行料は無料とする方針が維持される。ゴー財務相は「ダバオ市とサマール島の接続性を改善することで、地域の事業を支え、地域社会により多くの機会を生み出す」と述べた。
背景
SIDCプロジェクトは、今回のICC-CC承認以前から既に進行していたODA資金による事業であり、今回の承認はその計画内容を見直す「再構築」にあたる。
日本企業への含意
日本企業にとっては、ODA資金を活用するインフラ事業として、建設・橋梁関連企業や資材供給企業が受注機会を探る対象になり得る。今後、経済開発評議会の追加承認を経て実施段階に入れば、設計・施工の入札情報を早期に把握する必要がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.82円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.66円 / 1PHP=2.46円 / 1MYR=38.51円 / 1SGD=122.94円 / 1USD=157.43円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

