フィリピンAC Logistics、2028年に自動冷蔵倉庫を開設
AC Logistics Holdings Corp.はフィリピン・ケソン市で自動冷蔵・物流施設GRECOを開発し、2028年2月の開設を予定している。
フィリピンの物流企業AC Logistics Holdings Corp.(Ayala Corp.傘下)は、ケソン市(メトロマニラ内の都市)で自動冷蔵・配送施設「Green Rise Engineered Cold Chain Logistics(GRECO)」の開発を進めている。Glacier Megafridge, Inc.(GMI、AC Logisticsが84%出資するパートナー企業)と共同開発し、最近起工式を実施した。開設予定は2028年2月。施設はEDSAおよび北ルソン高速道路に近接し、メトロマニラの小売・外食・流通ネットワークと、中部・北部ルソンの生産拠点を結ぶ立地にある。
GRECO施設は自動パレット保管位置を25000個備える規模となる。AC LogisticsはGMIに84%出資しており、パートナーシップのもとで本施設を開発している。AC LogisticsのErry Hardianto社長兼最高経営責任者は、近代的で戦略的なインフラへの投資を通じてフィリピンのコールドチェーン網を強化し、企業がより効率的・安定的・持続可能に製品を流通できるようにすると述べた。なお、同日のAyala Corp.株価は540ペソ(約1,332円)で取引を終え、前日比1ペソ(約2円)、0.18%の下落となった。
日本企業への含意
フィリピンで食品・医薬品など温度管理が必要な商品を扱う日本企業にとって、メトロマニラと中部・北部ルソンを結ぶ自動冷蔵物流拠点の整備は、現地での在庫管理や配送効率化の選択肢を広げる可能性がある。コールドチェーンインフラへの投資が進むことで、現地パートナーとの提携や倉庫利用を検討する際の判断材料になる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.81円 / 1000VND=6.08円 / 1THB=4.65円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.41円 / 1SGD=122.71円 / 1USD=156.84円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

