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フィリピン港湾混雑、独Hapag-Lloydが新規予約停止12月31日まで

独海運大手Hapag-Lloydが、港湾混雑を理由にマニラ、バタンガス、スビックへの新規予約を12月31日まで停止した。

独海運大手Hapag-Lloyd(ハパックロイド)は2026年10月9日、フィリピンのマニラ、バタンガス、スビックの3港向けの新規予約受け付けを停止したと明らかにした。停止期間は同年12月31日までとされる。背景には港湾の混雑と、空コンテナの返却をめぐる制約があるとされ、荷主や輸出入業者の輸送計画に影響が及ぶ可能性がある。停止開始の正確な日時や、すでに解除されているかどうか、影響を受ける貨物量、他の海運会社の対応については明らかになっていない。

証券リサーチ会社AB Capital Securities(AB Capital)の分析「The Opening Bell」は、今回の問題を「陸上の物流ボトルネックであり、マニラ国際コンテナターミナル(MICT)の物理的な取扱能力が限界に達した兆候ではない」と指摘した。さらに同分析は「問題は輸出需要の弱さではなく、空コンテナを効率的に退避・再配置できないことにある」との見解を示した。停止はマニラ、バタンガス、スビック向けの新規予約が対象で、12月31日までの期限付きとされる。

背景

フィリピンは輸入で到着するコンテナ数に対し、輸出で再利用されるコンテナ数が少ないという構造的な貿易不均衡を抱えている。この結果、空コンテナが蓄積しやすい状況にある。デポの収容能力の制約、コンテナ返却の遅れ、積荷の輸入貨物の引き取り遅延が重なり、物流チェーン全体に連鎖的な影響が及んでいるとされる。

日本企業への含意

日本の輸出入企業にとって、フィリピン向け・フィリピン発の海上輸送スケジュールに遅延や予約制限が生じる可能性があり、在庫計画や納期管理の見直しが必要になる。特にマニラ、バタンガス、スビックを経由する輸送を利用する製造業や商社は、代替港や他の海運会社の利用可能性を事前に確認する対応が求められる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.43円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.70円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.66円 / 1SGD=123.38円 / 1USD=158.03円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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