インドネシア、UAEが原油3000万バレル無償供与へ
UAE政府がインドネシアに原油3000万バレルを無償供与する方針を示し、Mubadala EnergyはAndamanガス田のFID進捗を報告した。
2026年10月27日、Jakartaでの会合でSKK Migas(インドネシア石油ガス上流事業特別実行機関)のDjoko Siswanto長官がBahlil Lahadaliaエネルギー・鉱物資源大臣に同行し、Abu Dhabi大使およびMubadala Energy(UAE発祥のガス・石油会社)の社長から報告を受けた。報告の一つはAceh沖合のAndamanガス田プロジェクトにおける最終投資決定(FID)の進捗に関するもの。同時にAbu Dhabi大使から、UAE政府がインドネシアに原油3000万バレルを近く送る方針が伝えられた。
UAE政府が供与するとされる原油3000万バレルは、代金なし、ワーキングキャピタル費用なしに加え、輸送船の費用も含めないという条件が示された。Djoko Siswanto長官は「大変素晴らしい知らせだ」と述べ、無償供給の意義を強調した。Andamanガス田のFID進捗については具体的な投資規模や決定時期は報告されていない。
日本企業への含意
原油の無償供与が実現すれば、インドネシアのエネルギー調達コストや需給に影響し、同国市場を持つ日本の商社・エネルギー企業は国内原油需給や輸入価格動向を注視する必要がある。またAndamanガス田にはINPEXも関与しており、FIDの具体化次第で日本企業の上流権益参画や資機材供給の機会が生じる可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.82円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.66円 / 1PHP=2.46円 / 1MYR=38.51円 / 1SGD=122.94円 / 1USD=157.43円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

