独ルフトハンザ、約10年ぶりKL-フランクフルト直行便再開
ルフトハンザ航空は2026年10月26日、クアラルンプールとフランクフルトを結ぶ直行便の運航を約10年ぶりに再開した。
ドイツのルフトハンザ航空は2026年10月26日、クアラルンプール国際空港(KLIA)とドイツ・フランクフルトを結ぶ直行便の初便を迎え、翌27日に記念式典を開いた。同路線はかつて運航されていたが、約10年前に停止されていた。新サービスはボーイング787-9ドリームライナーを使用し、年間を通じて週5便を運航する。マレーシアが推進する「ビジット・マレーシア2026-2027」観光誘致キャンペーンの最中の就航となった。
マレーシアの観光・芸術・文化相ティオン・キン・シン氏(代読:副相チュー・チュン・マン氏)は、現在マレーシアと欧州を結ぶ便は週57便、総座席数は週1万6914席に上ると説明。ドイツ企業は700社以上がマレーシアで事業を展開しており、同氏は直行便再開がビジネスや人的交流の強化につながると述べた。マレーシア空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングスのモハド・イザニ・ガニ最高経営責任者は、企業間の連携強化や欧州からの観光客誘致の拡大に資すると述べた。ルフトハンザ・グループのグローバル営業担当上級副社長フランク・ネーヴェ氏は、マレーシアが東南アジアの経済拠点であり、ビジネス客にも観光客にも魅力的な渡航先だと述べた。マレーシアの訪問者数は昨年4220万人(前年比11.16%増)、2026年1〜8月の欧州からの訪問者数は118万人(前年同期比1.2%増、2025年同期は116万人)、2026年1〜8月のドイツ人訪問者数は11万6824人だった。
背景
ルフトハンザ航空は以前、クアラルンプールとフランクフルトを結ぶ直行便を運航していたが、約10年前に運航を停止していた。今回の再開は、マレーシアが観光客誘致を目的に「ビジット・マレーシア2026-2027」キャンペーンを展開している時期と重なっている。
日本企業への含意
直行便の再開により、日本企業にとってもマレーシア経由で欧州と東南アジアを結ぶ移動の選択肢が増える可能性がある。マレーシアに拠点を持つ日系企業は、欧州の顧客や投資家との往来がしやすくなり、観光業や物流関連企業にとっては欧州市場への接続性向上が事業機会につながる可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.83円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.65円 / 1PHP=2.46円 / 1MYR=38.39円 / 1SGD=122.71円 / 1USD=156.86円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

