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フィリピンのネット利用者9590万人、生成AIは世界32.4億人に

We Are SocialとMeltwaterが2026年10月21日、フィリピンのインターネット利用者が9590万人に達したとする「Digital 2027 Global Report」を発表した。

デジタルマーケティング会社のWe Are Social(英国のデジタルマーケティング会社)と、データ分析企業のMeltwater(企業向けデータ分析会社)は2026年10月21日、世界および地域別のインターネット利用動向をまとめた「Digital 2027 Global Report」を発表した。2026年10月時点でフィリピンのインターネット利用者は9590万人となり、総人口の81.3%を占めた。世界全体のインターネット利用者は61億5000万人で世界人口の73.9%にあたる。世界の交流サイト(SNS)利用者IDは58億1000万人で、前年から2.7%増え、新たに1億5100万人が加わった。生成AIの単独ツール利用者は世界で32億4000万人に達し、世界人口の38.9%が利用、前年比57.2%増と急拡大した。

生成AI利用者は12カ月で12億人増加した。ChatGPTの月間利用者数は2位サービスの2倍に上り、Google Geminiのモバイルアプリ利用者は過去1年で4倍に増え、ウェブ利用者数はChatGPTの60%規模に達した。一方、世界上位1万のウェブドメイン全体の月間トラフィックはChatGPT公開以降10%減少し、ウェブ閲覧時間も過去24カ月で11.2%減った。フィリピンの利用者はSNSと短尺動画に週36時間12分を費やし、月平均8.43のプラットフォームを利用する。We Are Social APAC(アジア太平洋地域統括)のスージー・ショウ最高経営責任者は、AIがブランド発見の方法を変えつつも、人々が時間を使い好みを形成する場としてSNSが中心であり続けると述べた。Meltwaterのミムラ・マームード氏(企業営業担当バイスプレジデント、アジア太平洋地域)は、APACで生成AI利用が前年比約60%増と急拡大し、顧客の情報収集や購買検討の過程がリアルタイムで書き換えられていると述べた。

背景

同報告書は、ChatGPT公開を契機にデジタル行動が測定可能な形で変化し始めた時期を踏まえて発表された。従来型ウェブサイトへのトラフィックはChatGPT公開以降減少傾向にあり、世界的に生成AIの利用拡大が続く一方、SNSは依然としてオンライン活動の中心であり続けているとされる。

日本企業への含意

日本企業がフィリピンやAPACで消費者向けマーケティングを行う際、検索エンジンやSNS広告に加え、生成AIを通じたブランド発見の経路を考慮した情報発信が必要になる可能性がある。SNS広告や影響力のある発信者を通じた広告費が前年比で伸びている状況から、単一チャネルへの依存を見直し、複数の接点を組み合わせた戦略への転換が求められる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.82円 / 1000VND=6.08円 / 1THB=4.65円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.40円 / 1SGD=122.70円 / 1USD=156.84円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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