香港New World、九龍ハイアット株50%売却で交渉 星UOLと
香港のNew World Development(不動産会社、多額の負債を抱える)が、九龍のHyatt Regency Kowloonホテル持ち分50%をシンガポールのUOL Groupへ売却する交渉を進めていると報じられた。
同ホテルはNew Worldとアブダビ投資庁(ADIA、残り50%を保有する投資機関)が折半保有し、想定評価額は30億香港ドル(約602億1718万円/約3.83億ドル)とされる。ADIAも自らの持ち分をUOLへ売却する協議を行っているという。New Worldは以前、シンガポール拠点のAravestとGrand HyattやRenaissance Harbour View Hotelを含む3ホテルのポートフォリオ(20億米ドル、約3148億1190万円/25.5億シンガポールドル、約3146億5943万円・約19.99億ドル)の売却を交渉していた。
背景
New Worldは以前、投資会社Blackstoneとの取引が破談になったほか、中国本土でのREIT上場で32.4億元(約617百万シンガポールドル、約761億3524万円/約4.84億ドル)の純収益を見込むなど、資産売却や資金調達を模索してきたとされる。2026年の同社株価は19%下落した。
日本企業への含意
日本の不動産・ホテル運用会社にとって、負債を抱える香港の開発会社が海外資産売却を進める動きは、アジアのホテル資産取得やREIT組成の機会になり得る一方、売却先の選定や評価額の妥当性を慎重に見極める必要が生じる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

