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マレーシアYTL、英ブリストルで住宅2.5万戸に拡大 450エーカー再開発

マレーシアのYTLコーポレーションが、英ブリストルの旧飛行場跡地450エーカーを複合開発に転換し、住宅計画を当初比4倍の2万5000戸に拡大する方針を示した。

YTL Corporation Bhd(マレーシアの複合企業)傘下のYTL UK Groupが、英ブリストル中心部から数マイル北にあるフィルトン飛行場(Filton Airfield、Brabazon旅客機やConcordeが製造された旧飛行場)跡地450エーカーを、住宅・学校・オフィスビル・アリーナ・ホテル3棟を含む複合開発に転換している。当初6500戸だった住宅計画を2万5000戸へと4倍に拡大する方針。旧Brabazon格納庫を活用した2万席規模のアリーナは2029年初めの開業を予定し、今月には新駅が開業する。

これまでの投資額は12億5000万ポンド(70億リンギット、約2714億9672万円)、今後さらに20億ポンド(110億リンギット、約4266億3771万円)を投じる計画。住宅は2ベッドルームが45万5000ポンド(248万リンギット、約9619万円)、4ベッドルームが67万5000ポンド(369万リンギット、約1億4312万円)で販売され、購入者の2割を香港出身者が占める。現在1700人が居住し、2カ月前には学生600人が入居。敷地内には15エーカーの公園と3エーカーの湖を整備する。YTL UK GroupのColin Skellett最高経営責任者は、地元住民との対話を重ね航空宇宙産業の歴史を反映させる設計にしたと述べ、長期の開発者・投資家としての姿勢と地元自治体の協力が開発を可能にしていると述べた。

背景

フィルトン飛行場は、英国の象徴的航空機Brabazon旅客機(1949年初飛行)やConcordeが製造された歴史的な地。英政府は昨年、同地区を同国の「ニュータウン」12カ所の一つに指定し、交通インフラ整備への政府支援を受けられるようになった。YTLは建設業にも展開しており、他の英国プロジェクトを苦しめた建設費高騰の影響を比較的受けていない。

日本企業への含意

日本の不動産・建設業にとって、海外企業による大規模都市再開発での長期投資モデルは参考になる。マレーシア企業が英国の地元自治体と連携し計画を拡大した事例は、日本企業が海外都市開発に参入する際の官民連携のあり方を示す。香港出身者が購入者の2割を占める点は、海外富裕層向け住宅需要を取り込む戦略の参考になる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.05円 / 1000VND=6.13円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.49円 / 1MYR=38.79円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=157.90円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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