タイ銀行大手クルンシィ、CIMBT子会社の自動車ローン事業を取得完了
タイのクルンシィ銀行と子会社AYCALが、CIMBTグループ2社から自動車・二輪車クレジットポートフォリオの譲渡を2026年11月1日に完了した。
タイのクルンシィ銀行(ธนาคารกรุงศรีอยุธยา、BAY)と、同行子会社のアユタヤ・キャピタル・オート・リース(AYCAL)は、CIMBT(タイの上場銀行、CIMBTグループの親会社)傘下の2子会社であるCIMB Thai Auto(シーアイエムビー・タイ・オート)とWorldLease(ワールドリース)から、自動車と二輪車のクレジットポートフォリオの譲渡を受ける手続きを完了したと発表した。完了日は2026年11月1日。両社は事前に資産譲渡契約(Asset Purchase Agreement)を締結しており、契約に基づく事前条件を満たした上で譲渡が実行された。
資産譲渡契約の詳細は2026年5月5日に公表されていた。クルンシィ銀行のケンイチ・ヤマト(Kenichi Yamato)頭取兼最高経営責任者は、銀行と子会社AYCALがCIMB Thai AutoおよびWorldLeaseからの自動車・二輪車クレジットポートフォリオの受け取りを完了したと述べた。
背景
クルンシィ銀行とAYCALは、CIMBTグループ傘下の2子会社と資産譲渡契約を事前に締結しており、契約上の条件を満たしたことを受けて今回の譲渡完了に至った。
日本企業への含意
タイの自動車ローン市場で、クルンシィ銀行グループが既存ポートフォリオの取得を通じて事業基盤を拡大する動きとなる。タイで自動車関連金融や販売金融を展開する日本企業は、現地の与信ポートフォリオの再編や競合構図の変化を注視する必要がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.93円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.67円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.83円 / 1SGD=123.26円 / 1USD=157.53円)によります。

