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マレーシア貿易黒字、今年15〜20%増見込み Matrade予測

マレーシア貿易開発公社(Matrade)は、今年の貿易黒字が輸出拡大や中小企業の参入増加により15〜20%増加すると見込むと発表した。

マレーシア貿易開発公社(Matrade)は2026年11月2日、クアラルンプールのメナラ・マトレードで、今年の貿易黒字が前年比15〜20%増加すると見込むと発表した。輸出拡大、国際市場への展開、中小零細企業(MSME)の参加増加が成長要因としている。同日、輸出企業の能力構築を支援する16モジュールから成る「Matrade Academy」を開設し、輸出物流支援に関して国際物流会社FedEx Malaysiaと覚書(MOU)を交換した。昨年のマレーシアの貿易黒字は156.83億リンギ(約6089億666万円)だった。

Matradeの輸出企業登録「Malaysia Exporters Registry」には現在約1万1300社が登録され、うち約4200社がすでに海外輸出を行うMSMEである。MSMEは2025年にマレーシアのGDPの39.7%を占める一方、輸出への寄与は14.7%にとどまり、拡大余地が大きいとされる。Matrade Academyの支援により、現在3〜4市場で展開する輸出企業を5〜10市場へと拡大できる可能性があるという。アブ・バカール・ユソフCEOは、地場企業の輸出市場への参加拡大が雇用創出を通じて国内経済に付加価値をもたらすと述べた。同CEOはまた、プログラムの成果は初輸出企業数や輸出額の増加、市場拡大といった実際の行動で測るべきだと述べた。

背景

MSMEはマレーシア経済においてGDPの約4割を占めるにもかかわらず、輸出額への貢献は1割強にとどまっており、輸出参加の底上げが課題とされてきた。Matradeの輸出企業登録には約1万1300社が登録されているが、実際に海外輸出を行うMSMEは約4200社にとどまる。

日本企業への含意

日本企業にとっては、マレーシアの中小零細企業(MSME)が輸出市場に参入・拡大する動きが強まることで、現地サプライチェーンや調達先の選択肢が広がる可能性がある。FedEx Malaysiaとの物流支援連携が進めば、現地パートナー企業との輸出入手続きが効率化する可能性もある。Matrade Academyを通じて能力を高めた現地企業との新規取引機会を探る余地がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.93円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.67円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.83円 / 1SGD=123.26円 / 1USD=157.53円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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