マレーシア、2027年パーム油輸出1600万トンで安定化見通し
マレーシア・パーム油理事会(MPOC)は、同国の2027年パーム油輸出が約1600万トンで安定するとの見通しを発表した。
MPOCによると、2027年はインドネシアの生産が190万トン、マレーシアの生産が70万トン減少する見込み。インドネシアの輸出は同年、約300万トン減少すると予測される。マレーシアの2026年8月生産は181万トンで前月比1.4%増、1〜8月の累計輸出は1040万トン(前年より80.6万トン増)。2026年通年の輸出予測は1600万トンで前年比5.2%増。同月末の在庫は282万トン、2026年10月の価格は1トンあたり4700リンギ(約18万円/約1,152ドル)を上回る見通し。
背景
MPOCは、インドネシアのバイオディーゼル混合による国内需要の高まりと生産見通しの弱含みが、同国輸出減少の背景にあると説明している。
日本企業への含意
パーム油を原料に使う日本の食品・化学メーカーや商社は、インドネシア産の供給減少に伴いマレーシア産への調達シフトが必要になる可能性がある。価格が1トン4700リンギを上回る水準で推移する見通しのため、調達コスト上昇への備えも求められる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

