マレーシア製造業売上高、8月は前年比9.9%増の1850億リンギ
マレーシア統計局は2026年8月の製造業売上高が前年同月比9.9%増の1850億リンギ(約7兆1528億円)になったと発表した。
マレーシア統計局(DOSM)は10月9日、2026年8月の製造業売上高が前年同月比9.9%増の1850億リンギ(約7兆1528億円)になったと発表した。7月の1773億リンギ(約6兆8551億円)(約6兆8551億円、前年比9.1%増)から伸び率が拡大し、前月比では4.3%増加した。産業別では電気・電子機器が22.6%増と全体を牽引し、石油・化学・ゴム・プラスチック製品が5.2%増、食品・飲料・たばこは0.3%増にとどまった。輸出志向型産業は全体の売上高の73.6%を占め、前年比12.1%増と伸びを加速させた一方、内需志向型産業は4.4%増に鈍化し、前月比では0.9%減少した。
輸出志向型産業のうち、コンピューター・電子・光学製品は24.9%増(7月は19.0%増)、コークス・石油精製製品は8.3%増(同3.3%増)、家具は8.4%増(同7.9%増)と伸びが拡大した。内需志向型では基礎金属が13.1%増(同14.9%増)、食品加工品が6.9%増(同9.6%増)に鈍化した。製造業の雇用者数は240万人で前年比1.2%増。食品・飲料・たばこ部門が2.1%増、非金属鉱物・基礎金属・金属製品部門が1.9%増、電気・電子機器部門が1.8%増(同1.3%増)だった。2026年1〜8月の累計売上高は1兆3900億リンギ(約53兆7427億円)、前年比7.9%増となった。
日本企業への含意
日本の電気・電子部品メーカーや化学メーカーにとって、輸出志向型産業の伸び加速はマレーシアを輸出拠点とするサプライチェーンが活況にあることを示唆する。一方、内需志向型産業の減速は、現地市場向け事業を展開する企業にとって需要鈍化への警戒材料となる可能性がある。製造業の雇用増加は人材確保環境の変化を示しており、現地法人の採用計画にも影響しうる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.43円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.70円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.66円 / 1SGD=123.38円 / 1USD=158.03円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

