タイ、サイアム・ピワットがプーケットに100億バーツ投資
タイの大手小売企業サイアム・ピワットが、バンコク以外で初となる商業・娯楽複合施設「ICONPHUKET」をプーケットに建設し、約100億バーツ(約469億9646万円)を投じると発表した。
サイアム・ピワットは、プーケット県タラーン郡シースントーン地区において、小売と娯楽施設を融合した複合開発「ICONPHUKET」に約100億バーツ(約469億9646万円)を投資すると発表した。同社にとってバンコク以外への初の投資拡大となる。プーケットは経済成長率の高い戦略都市・観光地として選定された。同施設は、不動産開発会社CV Groupが手がける総事業費500億バーツ(約2349億8228万円)規模の大型複合開発「Synthesis Ark Phuket」の一部として位置づけられる。ICONPHUKETの開業は仏暦2572年(西暦2029年)を予定している。
Synthesis Ark Phuketは敷地面積500ライ(タイの面積単位)で、高級住宅やオフィス、ホテル、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、健康センターなどを含む。第1期工事の完成は仏暦2575年(西暦2032年)を予定する。ICONPHUKETには娯楽の核となる施設が12カ所設けられ、敷地の40%を緑地や屋外庭園に充てる。建設から本格稼働までの雇用創出は5万〜8万人を見込む。サイアム・ピワットのチャダティップ・チュトラクン社長兼最高経営責任者は、2029年の開業時には国内外から1日あたり8万〜10万人の観光客誘致を目指すと述べた。南部14県の中小企業や地域コミュニティ企業向けのスペースも割り当てられる。
背景
サイアム・ピワットにとって本件はバンコク以外への初の投資拡大であり、プーケットは経済成長率の高さから戦略的な都市・観光地として選定された。
日本企業への含意
日本の小売・観光関連企業にとって、プーケットの大型複合開発は店舗出店や合弁事業、観光関連サービス提供の機会になる可能性がある。南部14県の中小企業向けスペース確保の動きは、現地パートナーとの提携を模索する日本企業にも参考になる。建設関連企業にとっては、500億バーツ(約2349億8228万円)規模のSynthesis Ark Phuket全体の工事需要も視野に入る。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.02円 / 1000VND=6.08円 / 1THB=4.70円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.62円 / 1SGD=123.27円 / 1USD=157.73円)によります。

