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ベトナム証取、上場株を2区分化 最低資本金1兆ドン

ベトナム証券取引所(VNX)はホーチミン証取(HOSE)上場株を「Prime Board」と「Standard Board」の2区分に分ける規則案を公表し、意見照会を始めた。

VNX(ベトナム証券取引所、国内証取を統括する持株会社)はHOSE上場の全銘柄を「Prime Board(優良株式区分)」と「Standard Board(標準株式区分)」に分類する規則案をまとめ、上場企業と会員証券会社に意見照会した。Prime Boardに入るには、定款資本金が1兆ドン(約60億8927万円)以上であること、かつ外国人保有比率(FOL)または浮動株比率が50%以上、あるいは定款資本金に当該比率を乗じた額が5000億ドン(約30億4463万円)以上であることが条件となる。新規上場株はまずStandard Boardに区分し、浮動株比率確定後7営業日以内にPrime Board基準で再審査する。初回の区分結果は2026年12月28日に公表予定で、同日にはハノイ証取(HNX)の全上場株もHOSEへ移管される。

規則案では、定款資本金2兆ドン(約121億7853万円)の企業がFOL30%の場合、換算値は6000億ドン(約36億5356万円)となりPrime Board入りの目安を満たす例を示している。区分見直しは原則年1回、毎年6月末時点のデータを基準に行い、結果は7営業日以内に公表する。上場株が注意喚起・管理・取引制限・停止などの措置を受けた場合も7営業日以内に区分を見直す。HNXには9月30日時点で299銘柄、時価総額463兆ドン(約2兆8193億円)が上場しており、これらはHOSEへの移管対象となる。移管に伴い12月24日・25日の2日間、取引を一時停止する。

背景

ベトナムでは証券市場の統合が進められており、HNXに上場する全銘柄は2026年12月28日付でHOSEでの取引に移管される計画である。HNXでの最終取引日は12月23日で、24日・25日の2日間は取引を休止したうえでHOSEへの移管作業を行う。今回のPrime Board/Standard Board区分の規則案は、この市場統合と同時に初回の区分結果を公表する前提で策定されている。

日本企業への含意

日本の証券会社や機関投資家にとっては、ベトナム株式の銘柄選定やインデックス運用において、Prime Board採用銘柄が流動性や外国人保有枠の面で投資しやすい対象となる可能性がある。現地子会社を持つ日本企業がHOSE上場を検討する場合、定款資本金や外国人保有比率・浮動株比率の基準を満たすかどうかが、上位区分入りの判断材料になる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.92円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.68円 / 1SGD=123.41円 / 1USD=157.93円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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