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タイ中国、外相・国防相級「2+2」協議を2025年に初開催

タイのシーハサック副首相兼外相が北京で中国の王毅外相と会談し、来年に外相・国防相による初の2+2協議を開催することなどで合意した。

中国の李強首相がタイを訪問する予定であることが分かった。タイのシーハサック・プアンケートゥケーオ副首相兼外相は、北京で開かれた第11回メコン・ランサン協力枠組み外相会議に出席し、中国共産党中央対外連絡部を率いる王毅・政治局員兼外相と会談した。両者は、外相と国防相が同時に協議する「2+2」形式の会合を来年初めて開催することで合意した。両国はEV(電気自動車)など新興産業への戦略的投資拡大でも一致した。タイ側は中国に対し、契約済みの50万トンのコメ輸入を履行するよう求めた。両国は国境を越えた詐欺犯罪やオンライン犯罪への対策強化でも協力することで一致した。

シーハサック氏は、両国関係はこの1年余りで着実に進展し、タイは今や名実ともに中国の戦略的パートナーだと強調したと述べた。中国はタイにとって最大の貿易相手国だが、タイは貿易で不利な立場にあるとし、市場開放と障壁の是正を求めたと説明した。特にコメについては、50万トンの購入約束がまだ達成されていないと指摘した。投資面では、中国企業によるEVなど先端技術分野への投資が拡大しているとし、技術移転や共同開発を伴う付加価値の高い投資を求めたいと述べた。

背景

タイと中国は、国王・王妃の訪中による50周年関連行事や、タイ首相と習近平国家主席の上海での会談を経て、全面的戦略的パートナーシップを格上げしてきた経緯がある。中国はタイ最大の貿易相手国だが、タイ側は貿易不均衡を抱え、コメ輸出も契約量に届いていない。中国は雲南省・昆明でタイとカンボジアの対話を仲介した実績もある一方、中国大使館はタイ渡航に関する注意喚起を出していた。

日本企業への含意

タイが中国からのEV投資拡大を歓迎する姿勢を強めていることは、タイで生産拠点を持つ日本の自動車関連企業にとって競争激化要因になる可能性がある。タイが技術移転を伴う投資を中国に求める方針は、日本企業が現地での技術協力や合弁戦略を見直す契機になり得る。国境を越えた詐欺・オンライン犯罪対策の強化は、タイで事業を展開する日系企業の従業員安全管理にも影響する可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.28円 / 1000VND=6.16円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.49円 / 1MYR=38.96円 / 1SGD=123.85円 / 1USD=158.38円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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