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シンガポール航空9月旅客2.8%増、貨物9.4%増

シンガポール航空(SIA)グループは9月の旅客数が前年同月比2.8%増の350万人、貨物量は9.4%増だったと発表した。

シンガポール航空(SIA)グループは2026年10月15日、シンガポール証券取引所への開示で9月の旅客・貨物実績を公表した。グループ全体の旅客輸送実績は前年同月比2.8%増加し、旅客数は3.7%増の350万人となった。一方で座席供給量は3.1%増加したため、旅客座席利用率は0.3ポイント低下し86.8%となった。貨物部門は好調で、貨物輸送量が9.4%増加した一方、供給量の伸びは3.1%にとどまり、貨物座席利用率は3.4ポイント改善して59.6%となった。グループの貨物・郵便物取扱量は8.6%増の102.2万キログラムだった。

本体のシンガポール航空単体では旅客数が3.6%増の230万人、座席利用率は0.5ポイント低下し85.7%だった。傘下の格安航空会社Scootは旅客数3.8%増の120万人、座席利用率は0.7ポイント上昇し90.8%と改善した。9月30日時点のグループ全体の路線網は35の国と地域の136都市をカバーし、内訳はシンガポール航空が78都市、Scootが84都市。なお10月15日の株式市場でシンガポール航空株は5セント(0.8%)安の6.49シンガポールドル(約801円)で取引を終えた。

背景

前月の8月実績では、グループの旅客座席利用率が前年同月比1.6ポイント低下の86.4%となっており、旅客輸送の伸び1.5%に対し座席供給量が3.5%増加したことが利用率低下の要因だった。9月もこの傾向が続き、供給拡大が需要の伸びを上回る構図が続いている。

日本企業への含意

旅客需要の伸びを上回る座席供給の拡大は、運賃競争の激化や収益性の圧迫につながる可能性がある。日本企業にとっては、出張や物流で同グループを利用する際、路線網拡大による選択肢の増加というメリットがある一方、貨物部門の利用率改善は航空貨物コストの安定化につながる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.56円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.82円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.30円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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