マレーシア株、4日続伸止まり0.24%安の1623.7pt
マレーシア証券取引所の主要指数FBM KLCIは10月15日、4営業日続伸ののち反落し、前日比0.24%安の1623.7ポイントで取引を終えた。
マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)の主要指数FBM KLCIは10月15日、4営業日続伸の流れを断ち切り反落した。終値は前日比4.02ポイント(0.24%)安の1623.7ポイント。取引時間中は1617.14〜1625.61ポイントで推移し、寄り付きは前日比2.62ポイント安の1625.1ポイントだった。値下がり銘柄852、値上がり294、変わらず485、売買なし1212、取引停止9銘柄。出来高は30.6億株、売買代金は約30.3億リンギ(約1176億3336万円)。同日、Bursa MalaysiaはOmesti BhdがTegra Bhdに社名変更すること、SMRT Holdings BhdがACE市場からメインボードのテクノロジー部門へ移行することを発表した。いずれも10月20日午前9時に発効し、銘柄コードは変更されない。
反落の背景には米国株安の波及がある。S&P500は1.1%、ナスダックは1.9%、ダウは0.1%それぞれ下落し、香港ハンセン指数は1.03%安の24062.72ポイント、シンガポールSTI指数は0.37%安の5403.5ポイント、日経平均は4.9%安の64425.95ポイントで引けた。国内銘柄ではMaybankが10セン高の10.08リンギ(約391円)、Tenaga Nasionalが12.98リンギ(約504円)となった一方、Public Bankは1セン安の4.74リンギ(約184円)、CIMBは2セン安の7.48リンギ(約290円)に下落。半導体関連のVitrox Corporationは32セン安の10.32リンギ(約401円)、Malaysian Pacific Industriesは1.6リンギ(約62円)安の40.4リンギ(約1568円)となった。IPPFA Sdn Bhdの投資戦略責任者兼エコノミスト、セデック・ジャンタン氏は、米国発の株安がAI関連設備投資の持続性や半導体セクターの業績見通しへの懸念から波及したと述べた。
背景
Bursa MalaysiaのFBM KLCIは今回の反落までに4営業日連続で上昇していた。セデック・ジャンタン氏は、指数が今後も世界株式市場の動向に敏感な状態が続くとした上で、予算編成後の回復局面が持続するかは、国内需要や海外資金の流出入動向、テクノロジー株への投資家心理の安定にかかっていると述べた。
日本企業への含意
半導体関連銘柄の下落は、マレーシアに製造拠点を持つ日系電機・半導体企業の株価や調達コストの変動要因となり得る。AI投資の持続性への懸念が続く場合、同国の技術株への投資判断は一段と慎重さが求められる。日経平均も同時に下落しており、米国発のテック株安が日本企業の資金調達・投資計画にも波及する可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.56円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.82円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.30円)によります。

