フィリピン、26年上半期貿易赤字314.6億ドルに上方修正
フィリピン統計庁は2026年上半期の貿易赤字を314.6億ドル(約4兆9363億円)に上方修正したと発表した。
改定値で貿易赤字は314.6億ドル(約4兆9363億円)、当初発表の308.1億ドル(約4兆8497億円)から拡大。輸入は781.4億ドル(約12兆2997億円、前年比18.8%増)、輸出は467.8億ドル(約7兆3635億円、前年比13.2%増)。前年同期の赤字は244.8億ドル(約3兆8533億円)だった。ペソは6月30日に1ドル=61.36ペソ(約154円)へ19センターボ下落した。
背景
アンヘロ・タニンコ氏(Security Bank Corp.のチーフエコノミスト)は、ペソ安が輸出の価格競争力を高める一方、輸入コストを押し上げたと指摘した。
日本企業への含意
フィリピンの輸入の7.6%、輸出の12.4%を日本が占める。ペソ安が続けば現地向け輸出品の価格競争力は増す一方、現地からの部材調達コストは変動しやすくなるため、日本企業は為替ヘッジや調達先の再検討が必要になる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

