マレーシアGDP、2026年7-9月期5.3%成長 鉱業4.9%減に転落
マレーシア統計局は2026年10月16日、2026年第3四半期のGDP速報値が前年比5.3%増となり、前期の6.0%から減速したと発表した。
マレーシア統計局(DOSM)は2026年10月16日、2026年第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)速報値を公表した。成長率は5.3%で、第2四半期の6.0%から減速した。一方、2026年1〜9月の累計成長率は5.5%となり、2025年同期の4.8%を上回った。詳細な確定値は2026年11月18日に発表される予定。
業種別では、サービス業が第3四半期に5.4%増(第2四半期は5.9%増)、製造業は7.5%増(同7.3%増)とむしろ加速した。建設業は6.0%増(同6.5%増)、農業は1.3%増(第2四半期は3.7%減からの反転)だった。一方、鉱業・採石業は第2四半期の9.2%増から一転し、第3四半期は4.9%の減少となった。
背景
マレーシア経済は2026年第2四半期に6.0%の成長を記録していた。2025年1〜9月の累計成長率は4.8%で、2026年の同期間(5.5%)はこれを上回るペースとなっている。
日本企業への含意
製造業の成長率が7%台を維持していることは、マレーシアに生産拠点を置く日本の製造業にとって需要環境が底堅いことを示す可能性がある。一方、鉱業・採石業の大幅な落ち込みは資源関連の事業計画に影響する可能性があり、全体の成長率鈍化も踏まえ、現地市場の需要動向を四半期ごとに注視する必要がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.08円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=158.08円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

