インドネシア中銀、越境QRIS純流入4.6兆ルピア(約408億2944万円)に到達
インドネシア中央銀行(BI)は、越境QRIS決済の純流入額が2022年8月29日から2026年8月末までに4.6兆ルピア(約408億2944万円)に達したとしている。
BI(インドネシアの中央銀行)によると、越境QRISの流入額は6.2兆ルピア(約550億3098万円、17.8百万件)に上るとしている。2022年から2026年7月までの提携国利用者によるインドネシア国内取引は5.9兆ルピア(約523億6819万円、21百万件)、インドネシアの利用者による海外取引は1.73兆ルピア(約153億5542万円、4.67百万件)で、差額は4.17兆ルピア(約370億1277万円)となった。決済手数料(MDR)QRIS0%の対象を10万ルピア(約888円)までの取引に拡大し、2026年10月1日から適用する。現在6か国と接続済みで、9月24〜26日に香港・東ティモールとの越境決済協力に署名する予定としている。
背景
QRIS Antarnegaraは2022年8月29日に開始した越境決済連携の枠組みで、シンガポール、マレーシア、タイ、日本、韓国、中国など6か国と既に接続している。
日本企業への含意
日本はQRIS越境決済の接続国の一つであり、訪日インドネシア人観光客向けの決済対応や、日本の小売・観光業がQRIS加盟店対応を進める余地がある。決済・フィンテック企業はMDR0%拡大や新規連携国の動向を踏まえ、東南アジア市場での提携戦略を見直す必要が出てくる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.76円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.53円 / 1MYR=38.74円 / 1SGD=123.59円 / 1USD=158.13円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

