フィリピン燃料、ディーゼル最大8.82ペソ値上げ 年末まで高止まり
フィリピンエネルギー省(フィリピンのエネルギー政策を所管)は9月21日、中東情勢とペソ安を背景に国内燃料価格が戦争前水準を上回る状態が年内続くとの見通しを示した。
9月22日にディーゼルが7.8ペソ/L、23日に1ペソ/L値上げされ、ガソリンは4.8ペソ/L、灯油は6.4ペソ/L上昇した。ガソリンは最大111.6ペソ/L、ディーゼルは121ペソ/L、灯油は147ペソ/Lに達した。ペソは9月14日に1ドル=62.86ペソと史上最安値を記録し、フィリピンは石油の90%を中東から調達している。
背景
3〜4月には週20〜30〜40ペソの値上げが続いたが、ガーイン・エネルギー長官は現在それほど急激ではないと説明。在庫は50〜54日分の需要を賄える水準にあるとしている。
日本企業への含意
燃料高とペソ安が続けば、フィリピンに製造・物流拠点を持つ日本企業は輸送・生産コストの上昇に直面する可能性があり、価格転嫁や為替ヘッジの検討が必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

