10月23日(金) 現地報道と公的統計から、日本のビジネスパーソンに有益な情報をピックアップしています
東南アジアのビジネスニュースを日本語で

インドネシア、ガソリンにエタノール50%混合のE50導入検討

インドネシアのバヒリル・ラハダリア エネルギー・鉱物資源相は、ガソリンへのエタノール混合率を50%とするE50導入を国家エネルギー評議会(DEN)で検討していると発表した。

バヒリル氏はジャカルタでの会見で、DENの議論からE50構想が生まれたと説明。ブラジルや米国の一部州でE100が実現していることを引用し、国内でも実現可能か検討中とした。エタノール混合はまずE10を2027年、E20を2028年に導入する計画があり、その先にE50を目指す。エタノールは国内生産分を使う方針で、輸入では意味がないと強調した。ロードマップは石油ガス総局(Dirjen Migas)と共同で策定する。

背景

インドネシアはバイオディーゼルでB50級の混合実績を持つとされ、この成功を踏まえてDENがガソリン用エタノール混合の拡大を議論した。既にE10(2027年)、E20(2028年)の段階的導入計画が既定路線としてある。

日本企業への含意

エタノール混合率の上昇は、国内エタノール生産設備や輸送用インフラへの投資機会となる可能性があり、日本の化学・エネルギー関連企業には現地生産設備への協業や技術供与の検討余地が生まれる。一方、自動車メーカーはE50対応エンジンや燃料系統の適合確認が必要になる。

PRVRIAcademy 東南アジアの現地スタッフに、日本トップ企業の研修を。英語・オンラインライブ、次回2027年1月12日開講

本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.66円 / 1000VND=6.05円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.55円 / 1SGD=123.11円 / 1USD=156.91円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

メールで受け取る

1週間の東南アジアのビジネスニュースを、月曜の朝に1通にまとめて送ります。