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インドネシア、西スラウェシでレアアース探査 Perminasが200ヘクタール掘削

ダナンタラ傘下の国営Perminasが、インドネシア西スラウェシ州マムジュで採掘事業許可を取得し、200ヘクタールのレアアース探査を進めている。

インドネシア政府系投資機関ダナンタラ傘下の国営鉱業会社Perminas(PT Perusahaan Mineral Nasional)は、西スラウェシ州マムジュでレアアース(希土類、REE)の探査を進めている。エネルギー鉱物資源省(ESDM)から2026年7月に探査事業許可(IUP探査)、8月に事業計画(RKAB探査)の発行を受けた。探査対象は各100ヘクタールの2区画、計200ヘクタール。地質庁(バダン・ジオロジ)が過去に実施した調査データを精緻化するため、間隔を詰めた追加掘削(in-fill drilling)を実施している。探査完了の目標は2027年。

掘削は50メートル×50メートル間隔で実施し、200地点を目標とするうち、現時点で72地点、全体の10%が完了した。掘削終了後は資格を持つ第三者(コンピテント・パーソン)が資源量・埋蔵量を算定する予定。Perminasの技術・事業開発担当取締役ラ・オデ・タルフィン・ジャヤ氏は、マムジュの鉱床はイオン吸着型の粘土鉱床で、中国の白雲鄂博(バヤン・オボ)やミャンマー、ブラジルのカルデイラと同じ原生型レアアースの鉱床だと説明した。マムジュでのレアアース総含有量は最大4571ppm、北スマトラ州パルモナガンでは1549ppmが確認されている。

背景

地質庁は2022年にマムジュとパルモナガンをレアアース鉱区の候補地として初めて提案し、2023〜2024年にかけて詳細探査(高密度掘削や抽出試験)を計画してきた。Perminasは今回、地質庁が蓄積した初期探査データを引き継ぎ、ESDMから正式な探査許可を得て事業化に向けた探査を進めている。

日本企業への含意

レアアースは電気自動車やモーター用磁石に不可欠な鉱物で、供給の大半を中国が握る。インドネシアが自国産レアアースの探査を本格化させれば、調達先の分散を模索する日本の自動車・電機メーカーにとって新たな供給源候補になる可能性がある。ただし現状は探査段階で、埋蔵量の確定や生産開始時期は未定であり、投資判断には今後の進捗公開を見極める必要がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.05円 / 1000VND=6.13円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.49円 / 1MYR=38.79円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=157.90円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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