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ベトナム・フーコック島のアントイ港、11月1日開業 最大3000トン級に対応

ベトナム南部フーコック特別区のアントイ港が2026年11月1日に正式運営を開始し、最大3000トン級船舶の受け入れが可能になった。

ベトナムのサン・グループ傘下企業であるマットチョイハロン社が、入札で落札したアントイ港の運営権を2026年8月7日に正式に引き継ぎ、同年11月1日から港が正式に稼働した。商業名は「マットチョイフーコック港」。港湾管理はパラダイスランドフーコック社が担い、フーコック特別区人民委員会とフーコック市人民委員会が関与する。港はフーコック特別区(ベトナム南部の離島観光地)に位置し、南部アントイ地区の交通・海上輸送インフラの一部をなす。

アントイ港は最大3000トン級の船舶を受け入れられる設計で、マットチョイハロン社の運営権の期限は2年間とされる。港はホントム島、ホンマイルット島、ホンモンタイ島への観光客・貨物輸送の拠点を担う。フーコック特別区人民委員会のゴ・ミン・チー副委員長は、同港が各地の大手海運ブランドをフーコックに結びつけ、南アントイ地区の発展を後押しすると述べた。パラダイスランドフーコック社のレ・ティ・ホン・リー社長は、IT技術を活用した車両管理や駐車場整備、交通誘導、乗降エリアの配置を進め、治安・防災・衛生面での安全確保に努めると述べた。

背景

アントイ港はフーコック島南部の交通インフラ整備と海上輸送サービスの質向上を目的に建設され、2027年開催予定のAPEC首脳会議への対応という役割も担う。これに先立ち、フーコック市人民委員会はフーコック国際旅客ターミナルの航路および前面海域から船舶や養殖用生け簀を移動させるよう求めており、移転期限は3月20日とされている。

日本企業への含意

観光・海運関連の日本企業にとって、フーコック島への寄港地選定や周辺離島への輸送ルート拡充を検討する材料になる。2027年のAPEC首脳会議に向けたインフラ整備が進むことで、現地の物流・建設・観光サービス分野での需要拡大が見込まれる可能性がある。運営権が2年間と短期であるため、長期投資を検討する企業は契約更新の動向を注視する必要がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.87円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.67円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.80円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=157.51円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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