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インドネシア証取、保有1%以上の株主情報を抜き打ち検査へ

インドネシア証券取引所(BEI)は、上場企業が報告する1%以上の株式保有者情報や関連当事者データについて抜き打ち検査を実施し、虚偽報告があった企業の役員に厳格な措置を取る方針を表明した。

インドネシア証券取引所(BEI)のジェフリー・ヘンドリック社長は2026年11月1日、上場企業(emiten)が報告する株式の公開保有比率(free float)および関連当事者データについて、抜き打ち検査(random checking)を実施すると発表した。BEIは前週(10月下旬)、全上場企業に対し正確な報告を求める注意喚起(リマインダー)を送付済みで、これを受けて今後検査を行う。虚偽の報告が見つかった企業については、責任を負う役員に対して厳格な措置を取るとした。対象は上場企業全般で、株式保有比率1%以上の株主情報が開示対象となる。

BEIは従来、投資家分類を9タイプに分けて管理してきたが、透明性向上のため今後39タイプに拡大する方針も示した。あわせて、株主名が関連当事者に該当するかどうかの情報も追加する計画という。ヘンドリック社長は、虚偽報告が見つかれば責任役員に厳格な措置を取ると述べ、さらに今後は株主名が関連当事者か否かの表示も加え、透明性の質を高めていくと語った。

背景

MSCIはインドネシア資本市場の評価において、free floatや関連当事者データの透明性・品質に課題があると指摘していた。これを受けBEIはデータ品質向上に取り組んでいる。BEIは従来から1%以上の株式保有者名を公開しており、同様の開示を行う国はインドと並び限られているとされる。

日本企業への含意

日本企業にとっては、インドネシア上場企業や提携先の株主構成・関連当事者情報の開示精度が高まることで、現地企業のデューデリジェンスの信頼性が向上する可能性がある。現地子会社や合弁先が上場企業の場合、株主報告の正確性確認や関連当事者取引の開示体制を見直す必要が出てくる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=86.87円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.67円 / 1PHP=2.47円 / 1MYR=38.80円 / 1SGD=123.23円 / 1USD=157.51円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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