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東芝、フィリピンで3年間投資しHDD増産 雇用3000人創出

東芝はフィリピンで3年間にわたり数十億ペソ規模の投資を行い、ニアラインHDDの生産能力を拡大すると発表した。

東芝は2026年10月5日、フィリピンのラグナ州とカラムバ市で今後3年間にわたり数十億ペソ規模の投資を実施し、ニアラインハードディスクドライブ(NL-HDD)の生産能力を拡大すると発表した。この投資により新たに3000人分の雇用が創出される見込み。東芝は1995年にラグナ・テクノパークで現地法人トシバ・インフォメーション・イクイップメント・フィリピンズ(TIP)を設立し、1996年から操業を開始。以来31年にわたりフィリピンで製造拠点を維持してきた。現在ラグナ州内に2つの主要製造拠点を持ち、HDDやエンタープライズ向けSSD、ヘリウム封入型HDDの製造・組立などを手掛けている。

現在の2拠点は、ラグナ・テクノパーク内の施設と、カラムバ市のカルメルレイ工業団地1にある施設。今回の投資計画では具体的な投資額(ペソ建て)や雇用創出の時期、拡張対象となる施設が既存2拠点の増強か新設かは明らかにされていない。フレデリック・D・ゴー財務相は、東芝の拡張計画について電子・技術産業の基盤強化とフィリピン人の質の高い雇用創出につながる機会だと述べ、CREATE MORE(フィリピンの投資誘致改革制度)の成果の証だと評価した。東芝の小池浩二COO兼上級専務執行役員は、フィリピンが30年以上にわたり東芝の製造事業の重要な一部であり続けてきたとし、現地従業員の技能と貢献を基盤にフィリピン政府と協力して次の投資段階を進める方針を示した。

背景

東芝は1995年にラグナ・テクノパークでTIPを設立し、1996年に操業を開始して以来、フィリピンで30年以上にわたり製造拠点を維持してきた。現在はラグナ州内の2つの主要施設で、HDDやエンタープライズ向けSSD、ヘリウム封入型HDDの製造・組立、設計サービス、プリント基板組立などを行っている。

日本企業への含意

データセンター需要の拡大を背景にニアラインHDDの需要は増加傾向にあり、日本の電子部品・精密機器メーカーにとってフィリピンの電子・電機産業の裾野拡大は部材調達や協力工場の選定先として注目材料になる可能性がある。CREATE MOREなど投資誘致制度の活用事例として、フィリピン進出を検討する日本企業にとって参考になる動きといえる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.31円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.72円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.73円 / 1SGD=123.69円 / 1USD=158.30円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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