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比GCash運営MYNT、IPO価格6.60ペソ 最大609.2億ペソ調達へ

フィリピンの決済アプリGCashを運営するMYNT(タイの国営電気通信会社), Inc.が新規株式公開(IPO)の最終価格を1株6.60ペソ(約17円)に設定し、調達額は最大609.2億ペソ(約1533億7400万円)となる見通しとなった。

フィリピンのフィンテック企業MYNT, Inc.(決済サービスGCashの親会社)は2026年10月2日、フィリピン証券取引所(PSE)への新規株式公開(IPO)における最終価格を1株6.60ペソに設定したと発表した。基本オファリング額は530億ペソ(約1334億3437万円)で、新規発行株式16.1億株と既存株主による売出株式64.2億株を合わせた計80.3億株が提供される。オーバーアロットメント・オプションが完全に行使された場合、取引額は最大609.2億ペソに達する。株式はティッカーシンボル「GCASH」としてPSEのメイン・ボードに上場され、取引開始予定日は2026年10月20日。

オーバーアロットメント・オプションでは、追加セカンダリー株式として最大12億株が割り当てられる。今回のIPOでは20社以上のグローバル・国内コーナーストーン投資家が計365億ペソ(約918億9348万円)の事前購入を約束しており、International Finance Corp.(IFC)、HSBC Global Asset Management (UK) Ltd.、BlackRock, Inc.の投資管理子会社などが名を連ねる。Albizia Capital Pte. Ltd.、Amundsen Investment Management、HSBC Global Asset Managementはフィリピンで初のコーナーストーン投資を実施し、Ninety One North America, Inc.とNinety One UK Ltd.は東南アジアで初めてコーナーストーン投資家として参加する。

背景

MYNTは発表の前週、20社以上のグローバルおよび国内コーナーストーン投資家からの投資コミットメントを確保していた。複数の投資家にとって今回がフィリピン市場や東南アジア市場で初のコーナーストーン投資参加となる点が、投資家層の広がりを示している。

日本企業への含意

GCashの上場はフィリピンのフィンテック市場に対する国際投資家の関心の高さを示しており、同国でのデジタル金融・決済分野への投資や提携を検討する日本企業にとって、市場の成熟度や資金調達環境を測る材料となる。IFCやBlackRockなど大手機関投資家の参加は、同国資本市場の信頼性向上を示す可能性があり、日本のフィンテック企業や金融機関が現地パートナーシップを模索する際の判断材料になり得る。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.92円 / 1000VND=6.09円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.68円 / 1SGD=123.41円 / 1USD=157.93円)によります。

出典

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