インドネシア、EUとのCEPA協定2026年下半期の批准目指す
プラボウォ・インドネシア大統領は2026年9月22日、欧州連合(EU)との包括的経済連携協定(IEU-CEPA)の早期妥結を指示した。
プラボウォ大統領は2026年9月22日、ジャカルタの大統領府でインドネシア・EU包括的経済連携協定(IEU-CEPA)の早期妥結を指示した。アイルランガ経済担当調整相が会見で明らかにした。インドネシア経済担当調整省は同年8月22日付の公式発表で、IEU-CEPAが最終段階に入ったと説明していた。今後は英語版の協定文書を整え、欧州議会に提出したうえで、インドネシア国内でも批准手続きに進む見通し。政府は2026年下半期中の批准を目指しており、協定の発効時期は2027年が想定されている。
アイルランガ経済担当調整相は、大統領から早期妥結を指示された旨を説明したうえで、「IEU-CEPAは現在、英語版の書類を整え欧州議会に提出する段階にあり、その後インドネシア側の版を国会に提出して批准手続きに進む」と述べた。また同相は、EUの通商・経済安全保障担当委員であるマロシュ・シェフチョビッチ氏がインドネシアを訪問する計画があるほか、EU側の首脳も2026年10月末から11月初旬にかけてインドネシアを訪れる計画があると明らかにした。
背景
経済担当調整省は2026年8月22日の公式発表で、IEU-CEPAが署名・批准に向けた最終段階に入ったとしていた。同協定はインドネシアとEUの市場アクセス拡大、貿易・投資の拡大、両者の経済関係強化を目的としている。
日本企業への含意
日本企業にとっては、インドネシア市場でEU企業との競合条件が変わる可能性がある。EU向け輸出関税の引き下げが実現すれば、インドネシアに進出する日系メーカーの部材調達や現地生産体制にも影響が及ぶ可能性がある。批准時期や発効条件が固まり次第、現地の調達・輸出計画を見直す必要が出てくる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.68円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.56円 / 1SGD=123.12円 / 1USD=157.38円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

