フィリピン石炭鉱再入札、SMPCが技術力重視を要求 埋蔵量2億700万トン
セミララ・マイニング(SMPC、フィリピン最大の石炭生産会社)が、政府の石炭鉱山再入札の新ルールで財務力だけでなく技術力と運営経験の考慮を求めた。
エネルギー省(DOE)は2026年2月開始の2026年石炭入札ラウンドを9月上旬に終了、Semirara島(アンティーケ州)の3石炭地域(推定埋蔵量2億700万トン)の再入札を進める方針。SMPCは現行のCoal Operating Contract No.5に基づき採掘中で、契約は2027年7月に満了予定。SMPCは声明で「最高入札額のみでの落札は、採掘能力や実績のない者が落札した場合にリスクが大きい」と指摘。ガリン・エネルギー長官は「枠組みをより明確にし、国内利用へのコミットメントを含めるべき」と述べた。
背景
エネルギー省(DOE)は石炭採掘契約付与ルールの改定を進めており、2026年2月開始の石炭入札ラウンドが9月上旬に終了したことを受け、Semirara炭鉱の再入札枠組み策定が課題となっている。
日本企業への含意
日本のエネルギー・資源関連企業がフィリピンの石炭事業入札に参加する場合、財務力に加え技術力や運営実績の提示が選定基準となる可能性があり、応札戦略や現地パートナー選定の見直しが必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=87.50円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.50円 / 1SGD=123.11円 / 1USD=157.31円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

