ベトナム産キク、対日輸出4360万ドルで花き20品目中首位
ベトナムのキクが2025年の対日輸出額4360万ドル(約69億201万円)で日本向け花き20品目中首位となり、全体の17.6%を占めた。
ベトナム産キクの対日輸出が拡大している。ベトナム野菜果物協会などによると、2025年の対日輸出額は4360万ドル(約69億201万円)に達し、日本向け花き20品目の中で輸出額首位となった。同年の20品目合計輸出額1億7300万ドル(約273億8642万円)のうち、キクが占める比率は17.6%に上る。前年比では7.01%の増加だった。輸出額の拡大は2024年から続いており、日本の農林水産省によると、同年のキクは切り花の輸入量でも首位だった。ベトナムの主産地はラムドン省ダラットなどの高原地域。
2025年の8カ月間では日本向け輸出額が3045万ドル(約48億2033万円)、輸入側統計ではベトナム産キクの輸入額が8000億ドン(約48億8508万円)に上った。2024年通年の日本の輸入量は9097トンで前年比12.1%増加。2025年は11カ月間で8700トンを輸出した。対日輸出には植物検疫証明書の取得が原則必要となる。ベトナム野菜果物協会のダン・フック・グエン事務局長は、日本での仏事・宗教行事向けの需要が安定した販路を生んでいると述べた。
背景
日本の農林水産省の統計では、2024年にキクは切り花の輸入量で首位となった。ベトナムからの輸入は同年9097トンで前年比12.1%増加しており、2025年も輸出額が前年を上回るなど拡大が続いている。
日本企業への含意
仏花向けの安定需要は、花き輸入商社や生花卸にとって対ベトナム調達拡大の余地を示す。一方で植物検疫証明書など日本側の検疫要件を満たす必要があり、現地産地との品質管理体制の構築が重要になる。輸入量が増える局面では、為替変動や物流コストの管理も課題となる可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.56円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.82円 / 1SGD=123.46円 / 1USD=158.30円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

