ベトナム中銀、翌日物金利2.5ポイント急騰で資金供給・通貨スワップ実施
ベトナム国家銀行(中央銀行)は9月21日、銀行間翌日物金利が前週末比2.5ポイント上昇し7%/年となったのを受け、公開市場操作で資金を純供給し、通貨スワップの実施も発表した。
9月21日、ベトナム国家銀行(ベトナムの中央銀行。銀行監督も担う)は担保証券貸出で63000十億ドンの入札を募集し、57000十億ドンが落札された。同日の公開市場での純供給額は約47900十億ドンで、担保証券貸出残高は前週末の約152500十億ドンから約200400十億ドンに拡大した。中銀は7日間の通貨スワップも発表した。
背景
翌日物金利は9月11日時点で3.3%/年だったが、その後上昇を続け21日には7%/年に達した。1ヶ月物金利も0.5ポイント上昇し6.5%/年となったが、年初のレンジ7〜9%を依然下回る水準にある。
日本企業への含意
ベトナムに拠点を置く日本企業や金融機関は、ドン建て短期資金の調達コストが上がる可能性に備える必要が出てくる。運転資金をドン建て銀行融資に頼る製造業や商社は、金利動向を継続的に確認することが求められる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

