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タイ、スワンナプーム空港貨物滞留 通関に7日、輸出業界が改革要求

タイの海運貨物輸出業者協会(สรท.)は、スワンナプーム空港の貨物倉庫混雑が輸出に打撃を与えているとして、政府に構造的改革を急ぐよう求めた。

タイの海運貨物輸出業者協会(สรท.)は2025年9月29日、バンコクのスワンナプーム空港における貨物倉庫の混雑が輸出業務に深刻な影響を及ぼしていると発表し、政府に構造的な改革を急ぐよう要求した。同協会によると、製造業向け原材料となる輸入貨物は、倉庫から搬出するまでに約7日の日数を要している。これに先立ち、タイ航空(การบินไทย)は9月28日20時15分、出発貨物の受け入れを一時的に抑制すると発表し、9月29日から10月3日までの期間、出発貨物量を絞り込む対応を取った。空港運営を担うタイ空港公社(AOT)や、タイ民間航空局(CAAT)の対応も焦点となっている。

製造業向け輸入原材料の倉庫からの搬出には約7日を要しており、これが生産計画に影響している状況を協会は指摘した。タイ航空による出発貨物受け入れ抑制は9月29日から10月3日までの5日間に及ぶ。協会会長のタナコン・カセートスワン氏は、「スワンナプーム空港貨物倉庫の混雑は構造的な問題であり、緊急対応は必要だが、その場しのぎの解決にとどめてはならない」と述べた。

背景

混雑の背景には、近年の貨物取扱量の継続的な増加に加え、2025年末にかけてタイ民間航空局(CAAT)が国際民間航空機関(ICAO)の基準に沿って貨物検査を強化したことがある。さらにバンコク首都圏および周辺地域で発生した災害も、直近の混雑を悪化させる要因となった。

日本企業への含意

日本企業がタイ・スワンナプーム空港経由で原材料を輸入・輸出している場合、通関・搬出の遅延が生産計画や納期に影響する可能性がある。特に自動車部品や電子部品など、原材料の即時投入が求められる製造業は、在庫リードタイムの見直しやタイ航空以外の航空会社・輸送ルートの分散を検討する必要が出てくる。政府による構造改革の進展状況を注視する必要がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.50円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.68円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.50円 / 1SGD=123.11円 / 1USD=157.31円)によります。

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