タイ、学生ローン基金予算80%増の90億バーツへ
タイ内閣は2026年9月15日、2027年度の学生ローン基金(กยศ.)予算を前年度の50億バーツから90億バーツへ80%増額する方針を示した。
政府は学生ローン基金(กยศ.)の資金繰り悪化に対応するため、70億バーツ(約331億9833万円)の予備費追加を検討しているとされる。2027年度の基金予算は90億バーツ(約426億8356万円)で、2026年度の50億バーツ(約237億1309万円)から80%増加した。返済対象者360万人のうち260万人が延滞し、正常返済者は100万人にとどまる。
背景
国会予算委員会の審議段階では別途51億6200万バーツ(約244億8139万円)の増額案が提出されていたが、これは政府予算ではなく委員会提案だったと、タイ首相府のラリダー副報道官が説明したとされる。
日本企業への含意
学生ローン返済の延滞問題と給付拡大は、タイの家計の資金繰りと消費動向に影響する可能性がある。同国で消費財・小売・教育関連事業を展開する日本企業は、低所得層向け給付拡大による個人消費の下支え動向を注視する必要がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.24円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.61円 / 1SGD=123.40円 / 1USD=157.41円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

