10月23日(金) 現地報道と公的統計から、日本のビジネスパーソンに有益な情報をピックアップしています
東南アジアのビジネスニュースを日本語で

シンガポール航空、A350型機41機改修 2027年にスターリンク導入

シンガポール航空は2026年10月22日、座席画面の大型化やBluetooth対応、衛星通信Starlink導入など機内エンターテインメント設備の刷新を発表した。

シンガポール航空(SIA)は、改修済みのエアバスA350型機41機と、導入予定のボーイング777-9型機を対象に、機内エンターテインメントシステムを刷新すると発表した。改修A350は2027年から就航を始める。新システムでは座席タッチスクリーンの大型化、4K OLEDディスプレイの採用、Bluetooth接続への対応、インターフェースの刷新を行う。衛星インターネットサービスStarlink(米SpaceX運営)も段階的に導入する。導入開始は2027年前半の見込み。

画面サイズはクラス別に異なり、A350-900のファーストクラスは32インチのタッチスクリーン、ビジネスクラスは22インチの4K OLEDディスプレイを採用する。ボーイング777-9ではプレミアムエコノミーが16インチ、エコノミーが13インチの4K画面となる。StarlinkはA350の長距離・超長距離便、A380型機に順次展開し、スイート・ファーストクラス・ビジネスクラスの乗客と、プレミアムエコノミー・エコノミーでPPS ClubまたはKrisFlyer会員の乗客には無制限の無料Wi-Fiを提供する。Bluetoothは長距離型機ではビジネスクラスのみ、超長距離機ではファースト・ビジネスクラスのみに限定される。

背景

SIAは改修済みA350型機41機を保有し、2027年から順次就航させる計画を進めているほか、ボーイング777-9型機の導入も控えている。同社は11月にも、全クラスを対象とした新たな機内食やアメニティの追加アップグレードを発表する予定である。

日本企業への含意

日本企業にとっては、法人出張時の機内通信環境が改善され、長距離フライト中のオンライン会議や業務対応がしやすくなる可能性がある。また、航空機内エンタメ機器や衛星通信関連部品を手がける日本の電機・部品メーカーにとっては、同様の改修需要が他社にも波及する可能性があり、受注機会の拡大につながる見込みがある。

PRVRIAcademy 東南アジアの現地スタッフに、日本トップ企業の研修を。英語・オンラインライブ、次回2027年1月12日開講

本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.72円 / 1000VND=6.12円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.74円 / 1SGD=123.75円 / 1USD=158.10円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

メールで受け取る

1週間の東南アジアのビジネスニュースを、月曜の朝に1通にまとめて送ります。