シンガポールRadiant World、10億ドルの売掛金に疑義 みずほが再建申立て
シンガポールの商品取引会社Radiant Worldが計上する10億ドル(約1586億7978万円)の売掛金の大半について、実在性や回収可能性に疑問が浮上した。
Radiant Worldの9月8日時点の貸借対照表では総資産10億7200万ドル(約1701億473万円)、売掛金上位10社で全体の94%を占める。UAE(アラブ首長国連邦)の4社が計3億2900万ドル(約522億565万円)を負うとされるが多くは所在確認できず、Milla Sky Tradingは負債を否認。GlencoreやVitol Asiaも巨額債権先とされるが、実際の取引関係には食い違いがある。
背景
日本のみずほフィナンシャルグループがRadiant Worldに再建執行者の選任を求め提訴し、9月23日に審理、24日午後に裁判所の判断が示された。みずほは取締役会の誠実性に「重大な疑念」を示している。
日本企業への含意
みずほを含む6つの貸し手のRadiant Worldへの与信は計11億ドル(約1745億4776万円)に上る。日本の商社・金融機関は、商品取引先の売掛金や取引実態の裏付け確認を一段と強化する必要がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.83円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.53円 / 1MYR=38.86円 / 1SGD=123.99円 / 1USD=158.68円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

