シンガポール、鉄道2路線に37億ドルのグリーン債資金配分
シンガポール政府は2025会計年度、グリーンボンドで調達した37億ドル超をジュロン地域線とクロスアイランド線の電化鉄道拡張に配分したと発表した。
JRL(24km、24駅、2029年完成予定)とCRL(50km超、2032年完成予定)向けに、2022年8月の初回発行以降累計93億ドルが配分され、未配分は27億ドル。両路線稼働時の年間排出削減量は9万9900〜12万2100トンCO2eと推計され、削減率は81%に達する見込み。2030年までに両路線で計1500人の雇用創出、鉄道労働力は16%増える見通し。
背景
シンガポール政府は2022年8月に初の50年グリーンボンド(24億ドル)を発行して以降、30年債・20年債など複数回にわたり発行を重ね、JRL・CRL向け資金を積み増してきた。政府は2030年までに350億ドル規模のグリーンボンド発行を計画している。
日本企業への含意
鉄道拡張への継続投資は、車両・信号システムなどを手がける日本の鉄道関連企業に受注機会をもたらす可能性がある。また政府が2030年までに350億ドル規模のグリーン債発行を計画していることから、日本の金融機関や機関投資家にとって投資対象が広がる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

