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フィリピン、水道整備に世銀が2億1270万ユーロ融資

フィリピン財務省は10月9日、世界銀行グループのIBRDからボホール、シアルガオ、スールー島の水道・衛生整備事業に2億1270万ユーロの融資を確保したと発表した。

フィリピン財務省(DOF)は10月9日、世界銀行の国際復興開発銀行(WB-IBRD)から2億1270万ユーロの融資契約を結んだと発表した。融資は「選定地域における水・衛生加速化事業(AWSPSA)」に充てられ、公共事業道路省(DPWH)と内務自治省(DILG)が実施を担う。対象はボホール島、シアルガオ島、スールー島の給水・衛生が行き届いていない地域で、取水・配水の基幹施設(バルク給水システム)、し尿処理施設、水・衛生・衛生教育(WASH)関連施設を整備する。

融資額の2億1270万ユーロはフィリピン・ペソ換算で149.8億ペソ(約377億925万円)に相当する。フレデリック・D・ゴー財務長官は、この融資は時宜を得たものであり、水の安全性と衛生改善の取り組みを大きく後押しすると述べ、世界銀行との継続的な協力関係に謝意を示した。事業完了時期や対象となる具体的な市町村・バランガイの詳細は明らかにされていない。

背景

本事業は世界銀行のIBRDが東アジア・太平洋地域で進める「水の安全保障と強靭性プログラム(MPA)」の第1段階(フェーズ1)に位置づけられる。フィリピン開発計画2023〜2028年に掲げられたマルコス政権の水安全保障強化方針に沿った取り組みとされる。

日本企業への含意

水道インフラや上下水道設備、浄水・し尿処理プラントを手がける日本企業にとって、離島地域での給水・衛生施設整備需要が生まれる可能性がある。世界銀行の国際調達案件となるため、DPWHやDILGの入札情報を注視し、現地パートナーとの連携を検討する余地がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.50円 / 1000VND=6.12円 / 1THB=4.72円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.69円 / 1SGD=123.58円 / 1USD=158.28円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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