カナダ、比・ASEANとFTA交渉90%超で完了目指す
カナダがフィリピンおよびASEANとの自由貿易協定交渉が90%以上完了し、11月のカーニー首相マニラ訪問までの妥結を目指すと発表した。
カナダのマニンダー・シドゥー貿易相は東南アジア経済相会合の合間にマニラで、フィリピンおよびASEANとの自由貿易協定交渉が90%以上完了していると明らかにした。カーニー首相の11月マニラ訪問までに協定を完成させる方針。カナダは太平洋岸で5件以上のLNGプロジェクトを開発中で、エネルギー供給の多様化やホルムズ海峡に依存しない供給網強化にも意欲を示した。
背景
日本企業への含意
日本企業にとって、カナダ・比・ASEAN間のFTAが成立すれば、フィリピンの製造・輸出環境や関税構造が変化する可能性があり、比進出企業はサプライチェーン再編の動向を注視する必要が出てくる。またLNG供給多様化の動きは、エネルギー調達を担う商社・電力会社にとって調達先分散の選択肢が増える可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

