フィリピン中銀、年内5.25%へ追加利上げ予測 UnionBankとANZ
UnionBankとANZ Researchは、フィリピン中央銀行(フィリピンの中央銀行)が年内に政策金利を現行5%から5.25%へ引き上げるとの予測をそれぞれ発表した。
UnionBankとANZ Researchは、フィリピン中央銀行が0.25%の追加利上げを行い、政策金利を現行の5%から5.25%に引き上げると予測。10月利上げが実現すれば現行サイクルの累積引き上げ幅は100ベーシスポイントとなる。背景には1バレル100ドルを超える原油価格や、1ドル63ペソに接近するペソ安がある。UnionBankは2026年GDP成長率2.8%・インフレ率5.3%、ANZは成長率3.5%・インフレ率6.2%と予測。国際準備金は輸入の6カ月分以上をカバーする水準にあるとした。
背景
日本企業への含意
フィリピン中銀の追加利上げとペソ安が続けば、現地で借入や現地通貨建て取引を行う日本企業は資金調達コストの上昇に直面する可能性がある。原油高と通貨安が輸入コストを押し上げるため、現地生産・輸入依存度の高い製造業やインフラ事業者はコスト管理の見直しが必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.66円 / 1000VND=6.05円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.55円 / 1SGD=123.11円 / 1USD=156.91円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

