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マレーシア新工場、PEN SJが7000万ドル投資・1000人雇用

PEN SJ Electronics社がマレーシア・ペナン州の産業団地に7000万米ドル(約110億7069万円)を投資し、先端半導体パッケージング向け熱管理材料工場を建設すると発表した。

PEN SJ Electronics Sdn Bhd(中国S J Electronicsの子会社で、高性能インジウム系熱インターフェース材料TIM1を量産できる数少ないメーカー)は、マレーシア・ペナン州南部のバトゥ・カワン工業団地3(BKIP3)に先端パッケージング材料・熱管理ソリューション工場を新設すると発表した。同社はペナン開発公社(PDC、州の産業開発機関)とBKIP3内施設の賃貸契約を締結した。投資額は7000万米ドル(約110億7069万円)で、第1段階では熱インターフェース材料(TIM)を生産し、第2段階で統合型ヒートスプレッダーの生産へ拡大する。発表は2026年10月7日。

同工場は1000人超の雇用を見込み、エンジニアを含む人材を採用するほか、地元高等教育機関とのインターンシップ・新卒研修プログラムでの連携も計画する。チョウ・コンヨウ州首相は、PEN SJがインジウム系TIM1を量産できる世界でも数少ないメーカーであり、ペナンの電子・電気(E&E)産業基盤を強化し『東洋のシリコンバレー』としての地位を高めると述べた。S J Electronics創業者のフェイ・ファ博士は、AIの急速な進展により半導体デバイスの発熱を管理する熱材料の需要が高まっていると述べた。

背景

ペナン州は半導体製造拠点としての地位確立を進めており、上半期の承認済み製造業投資は173億リンギ(約6697億3791万円)に達した。うち74%にあたる128億リンギ(約4955億2863万円)が外国直接投資で、E&E(電子電気)分野が63%の110億リンギ(約4258億4492万円)を占めた。1〜8月の輸出額は6060億リンギ(約23兆4602億円)でマレーシア全体の45%を占める。

日本企業への含意

半導体パッケージング向け熱管理材料の需要はAI向け半導体の発熱対策需要拡大と連動しており、日本の熱インターフェース材料や放熱部材メーカーにとって、ペナン州は競合・協業双方の観点で注視すべき拠点になる。現地の電子・電気産業クラスターへの参入や、現地メーカーとの部材供給・技術提携を検討する余地が広がる可能性がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.27円 / 1000VND=6.10円 / 1THB=4.70円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.71円 / 1SGD=123.75円 / 1USD=158.15円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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