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マレーシアERL、空港線運賃11年ぶり改定 2027年施行

クアラルンプール国際空港と市内を結ぶERLが、KLIAエクスプレスなどの運賃を2027年1月に引き上げると発表した。

マレーシアのExpress Rail Link Sdn Bhd(ERL、KLIAエクスプレスとKLIAトランジットを運営する企業)は2026年9月30日、両路線の運賃を調整すると発表した。施行日は2027年1月1日。KL Sentral(クアラルンプール中心部の主要駅)とクアラルンプール国際空港(KLIA)第1・第2ターミナルを結ぶ標準片道大人運賃は現行55リンギ(約2,121円)から65リンギ(約2,507円)に引き上げられる。運賃改定は2016年以来11年ぶりで、政府との特許契約に基づく措置としている。

往復大人運賃は118リンギ(約4,550円)、6〜15歳の子ども向け片道運賃は29リンギ(約1,118円)、往復は53リンギ(約2,044円)となる。中間駅を含む区間別運賃も改定され、例えばKL SentralとBandar Tasik Selatan間の片道大人運賃は7.7リンギ(約297円)、KLIA第1・第2ターミナル間は2リンギ(約77円)。子ども向け運賃は最低1リンギ(約39円)から最高20.5リンギ(約791円)の幅で設定される。6歳未満は引き続き無料。2027年1月からは最大30%の割引運賃も検討されている。ERLのノールマ・モハド・ヌール最高経営責任者は、長年にわたり安全で快適なサービスを提供してきたが運営コストの上昇に対応する必要があるとし、今回の運賃調整は高いサービス水準の維持と乗客体験向上への投資を支えるものだと述べた。

背景

ERLは2016年以来11年間、運賃改定を実施していない。今回の調整は政府との特許契約に基づくもの。記事執筆時点でERLは24年間サービスを提供しており、累計1億4,100万人以上が利用している。

日本企業への含意

KLIA発着で出張する日本企業の駐在員や出張者にとって、2027年からの空港アクセス費用が上昇する。往復利用が多い法人であれば経費への影響は限定的だが、頻繁に往来する社員が多い企業は交通費予算の見直しが必要になる可能性がある。また検討中の割引運賃の内容次第では、法人契約や定期利用での費用抑制策を検討する余地がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.68円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.56円 / 1SGD=123.12円 / 1USD=157.38円)によります。

出典

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