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インドネシア中銀、国産クレジットカード「KKI」発行 既に3.2万件

インドネシア中央銀行は独立81周年にあわせ、国内決済インフラで処理する信用供与カード「KKI」の発行を始め、既に32,497件が発行された。

Bank Indonesia(インドネシア中央銀行)は2026年のインドネシア独立81周年記念日に、国内決済インフラを通じて処理する信用供与カード「Kartu Kredit Indonesia(KKI)」の発行を開始した。KKIは海外の決済網を経由せず、国内で処理が完結する後払い方式のカードで、8つの決済サービス提供者(PJP)が発行主体となる。発行開始からすでに32,497件が発行されたことが関連統計で明らかになっている。KKIは統一QRコード決済「QRIS」と接続されており、QRISを通じた取引もKKIの信用限度額を減らす対象になる。

2026年上半期時点でQRISの利用者数は6577万人、取引件数は125.5億件に達しており、零細・中小企業(UMKM)の小売取引での利用が定着している。Bank Indonesia(インドネシアの中央銀行)のアナリスト、Leo Chris Evan Sinulingga氏は、インドのRuPayや統一決済基盤UPIなど他国にも類似の国内決済システムがあることを挙げ、インドネシアが既存の決済システムを排除しているわけではないと述べた。KKIは他の信用決済手段の使用を妨げない位置付けとされている。

背景

Bank Indonesiaは金融セクター発展強化法(UU P2SK)により、ルピアの安定維持に加えて国家経済成長の促進という新たな権限を付与された。KKIは、普及が進むQRISとの連携を通じて国内決済インフラを強化する施策として位置付けられている。

日本企業への含意

決済・金融分野でインドネシア事業を展開する日本企業は、国際ブランドのクレジットカード網に加え、国内完結型のKKIおよびQRIS連携への対応が求められる可能性がある。小売・EC事業者はQRIS経由の取引がKKIの与信枠に影響する仕組みを踏まえ、現地の決済サービス提供者(PJP)との連携方法を点検する必要がある。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.40円 / 1000VND=6.08円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.66円 / 1SGD=123.43円 / 1USD=157.98円)によります。

出典

本記事は上記1社の報道にもとづきます。

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