インドネシア国営建設ADHI、2026年9月19日に債務再編で銀行団と合意
インドネシア国営建設会社ADHIが2026年9月19日、債権者金融機関とマスター・リストラクチャリング契約(MRA)を締結し、債務再編の枠組みで合意した。
ADHI(インドネシア国営建設会社)は債権者金融機関との間でMRAを締結し、債務の構造や解消方法を含む再編枠組みに合意した。同社はエンジニアリング・建設という中核事業への回帰、組織と事業ポートフォリオの効率化、技術活用による業務改善、財務・調達管理の強化を進める方針。今後もガバナンス強化、事業ポートフォリオ最適化、資本効率向上、新規受注の選別を継続するとしている。ダナンタラ(2025年に発足したインドネシアの政府系投資機関。国有企業の資産を集約する)資産運用(インドネシア国有資産運用会社)も関与している。
背景
ADHIは経営再建の一環として、コア事業回帰や組織効率化を含む企業変革方針を進めており、今回のMRA締結はその取り組みの一環として位置付けられている。
日本企業への含意
インドネシアでADHIと建設・インフラ事業で取引する日本企業は、債務再編後の契約条件や新規案件の選定基準の変化を注視する必要がある。同社に与信を持つ金融機関も、再編内容を踏まえた与信管理の見直しが必要になる可能性がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.61円 / 1000VND=6.03円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.57円 / 1SGD=123.02円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

