マレーシアリンギ、対ドル小幅高 4.0730/0775で引け
リンギは22日、対米ドルで小幅高となり狭いレンジで推移、ASEAN通貨に対しては区々の値動きとなった。
リンギは対米ドルで4.0730/0775と、前日の4.0755/4.0800からわずかに上昇した。対ユーロは4.6705/6757(前日4.6783/6834)、対英ポンドは5.4452/4512(前日5.4542/4603)、対円は2.5958/5988(前日2.5916/5946)で円に対しては下落。対シンガポールドルは3.1955/1993(前日3.1950/1987)、対タイバーツは12.2847/3035(前日12.2450/2637)、対フィリピンペソは6.49/6.50で横ばいだった。
背景
Bank Muamalat Malaysia Bhd(マレーシアの銀行)のモハメド・アフザニザム・アブドル・ラシッド氏(同行チーフエコノミスト)は、欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備制度(FRB)、日本銀行(BOJ)の相次ぐ利上げを受け、インフレが2%目標に向かうまで金融引き締めが続くとの見方が市場に定着したと指摘。またサウジアラビアからホルムズ海峡経由の原油供給再開が市場心理を支えたが、供給不足懸念の解消には「まだ道のりが長い」と述べた。
日本企業への含意
為替が比較的落ち着いて推移する局面では、マレーシアに輸出入取引を持つ日本企業は為替ヘッジコストの見直しがしやすくなる一方、原油価格が1バレル100ドル超で高止まりする状況が続けば、物流・製造コストの上振れリスクへの備えが必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.33円 / 1000VND=6.06円 / 1THB=4.73円 / 1PHP=2.51円 / 1MYR=38.58円 / 1SGD=123.29円 / 1USD=157.36円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

