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タイ衣料品輸出、EU向け5年で20〜57%増見込み

タイ衣料品工業会(TGMA)は対外貿易局とタイ・EU自由貿易協定(FTA)の活用策を協議し、発効後5年でEU向け衣料品輸出が20〜57%増えるとの見通しを示した。

タイ衣料品工業会(TGMA)は2026年10月22日、タイ商務省対外貿易局(Department of Foreign Trade)とタイ・EU自由貿易協定(FTA)の活用策を協議した。FTA発効を見据え、欧州ブランドとのビジネスマッチングを準備するほか、台湾からの投資誘致にも動く。台湾紡織工業総会(Taiwan Textile Federation)の会員企業がタイへの投資に関心を示しているという。TGMAは2026年12月2日、バンコクのシャテリアム・グランド・ホテルで「TGMA Dinner Talk 2026」を開催する予定で、時間は16時30分から20時30分まで。

TGMAによると、タイ・EU間のFTAが発効すれば、EU向け衣料品輸出は5年以内に最低20%、最大で57%増加すると見込む。一方で主要市場の輸入は減速しており、2026年の最初の8カ月で米国の衣料品輸入は前年同期比7.1%減、EUは同3.8%減となった。タイの衣料品輸出は前年には5%増加していた。TGMA会長のチャラムポン・ロタラックポン氏は、政府・民間・海外パートナーの連携を進め、貿易機会の創出と投資誘致によりタイ衣料品産業の競争力を高め、世界市場での持続的成長を目指すと述べた。

背景

世界経済と地政学的情勢が主要輸出市場に影響を与えており、2026年の最初の8カ月間で米国の衣料品輸入は7.1%減、EUの輸入は3.8%減となった。こうした中、欧州のファッションブランドがタイへの関心を高めており、台湾紡織工業総会の会員企業もタイへの投資機会に関心を示している。

日本企業への含意

日本のアパレル・繊維関連企業にとって、タイ・EU FTAの発効はタイを経由した欧州向け輸出拠点としての価値を高める可能性がある。台湾企業の対タイ投資が進めば、現地での調達・生産網の競争が激化することも考えられ、サプライチェーン戦略の見直しが必要になる。

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本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.72円 / 1000VND=6.12円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.50円 / 1MYR=38.74円 / 1SGD=123.75円 / 1USD=158.10円)によります。

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