インドネシア、2027年にCNG3kg導入 LPG代替10万個調達へ
インドネシアのエネルギー鉱物資源省は、家庭用LPG3kgの代替として圧縮天然ガス(CNG)3kgタンクを2027年に導入する計画を示し、中国から10万個の調達を進めている。
エネルギー鉱物資源省(ESDM)は、家庭用燃料として広く普及するLPG3kgボンベの代替に、CNG3kgタンクを導入する計画を発表した。石油・ガス総局長のラオデ・スレイマン氏によると、実装目標は2027年。試験場のLemigasでは1カ月間の試験が実施されており、タンクから供給プロセスまでのCNG使用工程を評価する段階にある。政府は調達契約で最低10万個のCNGタンクを確保する方針で、調達先は中国となる見通し。正式な実施計画は、石油・ガス下流化とエネルギー移行担当調整相のバハリル・ラハダリア氏が発表する予定。
ラオデ氏は試験には数カ月を要するとした上で「2027年までに実現できることを期待している」と述べた。また調達契約では最低10万個のタンクが条件になっているとし、調達元が中国であることも明らかにした。正式な実装計画はバハリル・ラハダリア調整相が発表する見通しで、現時点ではLPG3kgからの移行期間や配布方法、コスト構造などの詳細は示されていない。
日本企業への含意
日本のガス機器メーカーや商社にとっては、代替燃料インフラ拡大に伴う商機となる可能性がある一方、タンク調達では既に中国勢が優位に立っており、価格競争力を持つ供給体制の構築が求められる。LPG関連事業を展開する企業は、インドネシアの燃料政策転換の進捗を注視する必要がある。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=88.31円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.72円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.73円 / 1SGD=123.69円 / 1USD=158.30円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

