タイ、航空貨物6日間停滞 輸出の26〜27%に影響懸念
タイ商務省は航空貨物輸送が6日間連続で停滞した問題を受け、輸出額の26〜27%を占める航空輸送への影響を評価し、関係機関と対策協議を進めた。
タイのスパチー・スタンタパン副首相兼商務相は、航空貨物輸送が6日間にわたり連続して停滞した問題について影響評価を実施した。商務省傘下の国際貿易促進局(DITP)が、タイ民間航空局(CAAT)、税関局、タイ国際航空、対外貿易局、運輸省などと連携し、輸出企業への影響を最小限に抑えるための調整を進めている。タイの航空輸送による輸出額は総輸出額の26〜27%程度を占めるとみられ、電子部品など航空輸送が不可欠な品目を中心に、納期遅延への懸念が広がっている。
スパチー副首相兼商務相は、直接的な輸出額への影響以上に懸念されるのは取引先や事業者の信頼への打撃だと述べた。特に電子部品など航空輸送への依存度が高い品目で納期の遅れや納品不能が生じれば、海外の輸入業者が他国の輸出業者や取引先への切り替えを検討する可能性があると指摘した。
背景
記事によれば、航空貨物輸送は6日間にわたり連続して停滞したとされるが、その原因や発生時期などの詳細は明らかにされていない。
日本企業への含意
電子部品などをタイからの航空輸送で調達する日本企業は、納期遅延リスクを踏まえた在庫確保や代替輸送ルートの検討が必要になる可能性がある。タイの輸出信頼性への懸念が広がれば、調達先の分散や現地サプライヤーとの連携強化を検討する契機になる。
本記事の円換算は当日のレート(10000IDR=87.68円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.69円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.56円 / 1SGD=123.12円 / 1USD=157.38円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

