ベトナム株、FTSE新興国指数入り 最大9448億円流入見込み
ベトナム株式市場は2026年9月21日、FTSEラッセル(英国の株価指数算出会社)の指数でフロンティア市場から新興国指数に格上げされた。
FTSEラッセル(英国の株価指数算出会社。新興国・先進国の市場区分を決める)は今回の格上げで最大6億ドル(約944億8819万円)の資金流入を見込む。9月14〜18日には海外投資家がベトナム株を2.7兆ドン(約163億9338万円/約1.04億ドル)純買越した。資産運用会社Vanguardは今後数年でベトナムへの投資額を2.5億ドル(約393億7008万円)まで拡大する見通し。組み入れ比率は2026年9月の10%から2027年3月に20%、同年6月・9月に35%へ4段階で引き上げられる。
背景
ベトナムは2018年からFTSEラッセルの格上げ候補リストに入っており、市場改革を進めてきた結果、今回の正式な新興国指数入りに至った。
日本企業への含意
FTSEラッセル連動のパッシブファンドの資金流入拡大により、ベトナムに投資する日系証券・資産運用会社は取扱商品やファンド設計を見直す必要が生じる可能性がある。また現地進出済みの日本企業にとっては株式市場の流動性向上が資金調達環境の改善につながる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.07円 / 1000VND=6.07円 / 1THB=4.71円 / 1PHP=2.52円 / 1MYR=38.66円 / 1SGD=123.20円 / 1USD=157.48円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

