フィリピンMynt社IPO、大手投資家が924億円出資へ
フィリピンのGCash親会社Mynt社のIPOに、BlackRockなど機関投資家が最大59.8%の株式を引き受けると発表した。
Mynt社(GCashの親会社、フィリピン最大級の電子決済アプリ運営会社)は、BlackRock(米大手資産運用会社、運用資産)、Capital Research and Management(米ロサンゼルス拠点の投資会社)、国際金融公社(IFC、世界銀行グループの民間部門融資機関)などをコーナーストーン投資家として迎え、IPOで発行する株式の最大59.8%、924億2893万円相当を引き受けることが決まった。これはMynt社が目標とする2337億3124万円の調達額の40%に相当する。株価は1株6.6ペソ(約17円)以下で合意され、想定価格帯は7〜10ペソ(約18〜25円)。IPO期間は10月6日〜12日、上場は10月20日を予定。
背景
日本企業への含意
日本の金融・フィンテック企業にとって、東南アジア最大級のデジタル決済プラットフォームへの海外機関投資家の大規模な資金流入は、地域市場での競争環境の変化を示す。GCashと競合・提携するサービスを展開する企業は、資本力の差を踏まえた事業戦略の見直しが必要になる可能性がある。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.83円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.53円 / 1MYR=38.86円 / 1SGD=123.99円 / 1USD=158.68円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

