インドネシアPaiton電力、2.6GWの水素混焼火力を計画
インドネシアのPaiton Energy(発電会社。Medco Group傘下)は、Mitsubishi Power(発電技術を手掛ける日本企業)と組み、水素混焼可能な複合火力発電所を建設する方針を示した。
Paiton EnergyはジャワのProbolinggoで石炭火力3基(合計2.04GW、ジャワ島年間電力消費の6%相当)を運転し、現状の炭素排出原単位は913g/kWh。新設予定の複合火力(PLTGU)は2.6GW規模で、稼働すればPaiton全体の平均排出原単位を34%引き下げる見込み。将来的には1GW規模の炭素回収・貯留(CCS)実証も計画する。現行のガスタービンは水素混合比20〜30%に対応可能とされる。
背景
Paiton EnergyはMedco Group傘下で1994年設立。Mitsubishi Powerはインドネシアで30年の実績を持ち、同国の発電設備容量の30%、19GW分に自社技術が採用されているという。
日本企業への含意
日本の発電・重電メーカーにとって、水素混焼ガスタービンやCCS実証への技術供給・共同開発の商機が広がる。エネルギー関連商社や部材メーカーも、現地の脱石炭move に合わせた設備・燃料供給の検討が必要になる。
本記事の円換算・ドル換算は当日のレート(10000IDR=88.83円 / 1000VND=6.11円 / 1THB=4.74円 / 1PHP=2.53円 / 1MYR=38.86円 / 1SGD=123.99円 / 1USD=158.68円)によります。
出典
本記事は上記1社の報道にもとづきます。

